グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



TOP >  お知らせ >  【ニュースリリース】2020年度 企業別CM好感度、躍進企業、獲得効率トップ10を発表

【ニュースリリース】2020年度 企業別CM好感度、躍進企業、獲得効率トップ10を発表


CM総合研究所(東京都千代田区 代表・関根心太郎)は、2020年度(2020年4月度~2021年3月度)のCM好感度No.1企業を「ベスト・アドバタイザー」として発表するとともに、企業別CM好感度トップ10、および躍進企業とCM好感度の獲得効率トップ10を発表いたします。

ソフトバンクが7年ぶりのベスト・アドバタイザー
木村拓哉出演の日本マクドナルド、日産も上位に

 2020年度にCMを放送した全2380社のうち、ソフトバンクが7年ぶりのCM好感度総合1位に輝いた。「5Gってドラえもん?」をコピーにブルース・ウィリスがドラえもんを演じるシリーズで多くの支持を集めたほか、松本人志出演の「勝手にHERO’S」シリーズや芦田愛菜らが出演する『Y!mobile』も好調で、シリーズCMが圧倒的な強さを見せた。『ソフトバンク』では先進技術を用いた『5G LAB』などの訴求も光り、CM好感要因では「出演者」「ユーモラス」「時代の先端を感じた」などの項目で首位となった。
 総合2位は日本マクドナルド。木村拓哉起用の『ちょいマック』、堺雅人出演の『ビッグマック』などが快走し、同社最高のCM好感度を記録した。総合3位はKDDI。松田翔太らが出演する『au』の「三太郎」シリーズに加え、深田恭子らが三姉妹を演じる『UQ』が引き続き好スコアを獲得した。
 日清食品は星野源と吉岡里帆が共演する『どん兵衛』、ぺこぱ出演の『チキンラーメン』、謎の巨大生物“ほぼイカ”をアニメで描いた『カップヌードル シーフード』で票を伸ばした。キリンビールは堤真一、満島ひかりらが出演する『一番搾り』、多部未華子ら出演の『淡麗グリーンラベル』が快走し、11年ぶりにトップ5に入った。アサヒ飲料は嵐出演の『三ツ矢サイダー』や長澤まさみがコミカルな演技を披露した『濃いめのカルピス』がヒット。日産は木村拓哉の出演作が好評で、前年度の総合45位から順位を上げた。

楽天モバイル、出前館が躍進企業のワンツーに
フードデリバリー、オンライン英会話、動画配信サービスなどが好調

 躍進企業のトップは楽天モバイル。米倉涼子が「日本のスマホ代は高すぎる!」と声を上げるCMや、“楽天カードマン”役の川平慈英に料金プランを紹介するCMなどが好評で、30、40代の男性を中心に多くの支持を集めた。
 上位にはコロナ禍に関連したサービスを展開する企業が目立ち、フードデリバリーサービスを手掛ける出前館が2位となった。浜田雅功が『スーダラ節』の替え歌を歌い踊るCMで男子小学生などの票を伸ばし、前年度の20倍を超えるCM好感度を記録した。DMM.comは英会話のオンラインレッスンを受ける矢作兼が講師役のアイクぬわらにツッコミを入れる『DMM英会話』のCMがヒット。前年度から1000ランク以上順位を上げた。
 外食産業ではゼンショーホールディングス、ドミノピザがトップ10入り。前者は石原さとみがテイクアウトした『牛すき鍋定食』などを食べる『すき家』のCM、後者は持ち帰りの場合はピザが半額になることを訴求するCMが好調だった。
 動画配信サービスでは『Hulu』を運営するHJホールディングスが805ランク、TVerが511ランク前年度からそれぞれ順位を上昇させた。このほか“ジャンボ兄ちゃん”役の妻夫木聡と吉岡里帆らが5人きょうだいを演じるCMを展開した全国都道府県、タモリや伊藤沙莉らの出演作が快走したメルカリ、空間除菌剤『クレベリン』などのCMを放送した大幸薬品も上位につけた。

ゼスプリ インターナショナル ジャパンがCM好感度の獲得効率No.1
人気キャラクターやアテレコ、歌×ダンスなどキャッチーな表現が奏功

 CM好感度の獲得効率が最も高かった企業はゼスプリ インターナショナル ジャパンとなった。キウイのキャラクター“キウイブラザーズ”が歌い踊る『ゼスプリ キウイフルーツ』のCMが小学生や女性層を中心に効率よく支持を獲得した。2位はHARIBO。4人の力士に「HARIBOってプニプニ」などと子どもの声をアテレコする『ハリボーゴールドベア』のCMで好スコアをマークした。3位はアイフルで、大地真央が老舗料亭の女将、今野浩喜が板前を演じるシリーズが引き続き好調だった。
 日清食品はお笑いトリオ・ジャングルポケット起用の『お椀で食べるシリーズ』、ぺこぱ出演の『チキンラーメン』などのコミカルなCMで多く得票。AGCは「♪素材の会社はAGC」といったリズミカルな歌をBGMに、広瀬すずが企業ロゴの一部であるAとCの札を掲げるCMがヒットした。タケモトピアノは財津一郎と全身タイツ姿の女性たちが「♪もっともっと タケもっと」という歌に合わせて歌い踊るCMを引き続き放送した。
 サーティワンはHey! Say! JUMPの山田涼介が商品をテイクアウトして「おうちで一緒に」と呼びかけるCMなどで女子中高生の票を伸ばした。小学生から圧倒的な支持を集めたのは任天堂と東宝&アニプレックスで、前者はニンテンドースイッチ用ソフト『あつまれ どうぶつの森』、後者は大ヒット映画『鬼滅の刃 無限列車編』のCMを展開した。


詳細はCM INDEX5月号(5月15日発売)に掲載。データ使用の際は「CM総合研究所調べ」の明記をお願いします。
企業、銘柄、作品名は当社の登録名称です。